1998.3.14 10日間の熱戦に幕
パラリンピック最終日となってしまいました。
最終日日本はまたまたメダルを獲得しました。アルペンの女子回転チェアスキーで 青木辰子が銀メダル、距離男子20キロ知的障害者(ID)クラスで、 篠原広樹が銅メダルを獲得しました。先だって銀メダルを獲得した安彦選手と篠原選手は北海道立鷹栖養護学校時代の同級生、良い指導者と、互いに競い合うライバルがいたことが彼らにメダルをもたらしたといえるでしょう。
「ふれあいと感動」 テーマに、史上最多の32カ国から1100人余の選手団が参加したパラリンピック! 予想外のメダルラッシュで日本は 金12 銀16 銅13 の合計41個のメダルを獲得しました。面白かったよね、やっぱり彼らはトップアスリートなんだよね、夢と希望を与えてくれたよね..
閉会式テレビ放送してくれて良かった! 折り鶴750万羽壮観でしたね..みんな良い笑顔だった。
パラリンピックはオリンピックと違ってテレビ放送があまりなくて、そのぶんインターネットがとっても役に立ちました。コストがあまりかからずリアルタイムで情報を伝えることができるインターネット!最近は犯罪に利用された等あまり良いニュースきかないけど、こういうところ評価して欲しいなあ。
私個人としての一押しおすすめサイトは↓ここ。いろいろ勉強になりました朝日新聞社さんありがとう! http://mesh.asahi.com/nagano98/para/column/column.html


1998.3.13 男子アルペンに金
アルペンスキー男子回転が行われ、LW10クラスで志鷹昌浩選手が優勝し、スキー競技の日本男子選手で史上初の金メダルに輝きました。
明日はもう閉会式..。
長野オリンピックが開催されて一番良かったことって、もしかしたら長野パラリンピックができたことなんじゃないかな..って思うんです。障害者スポーツにたいする見方変わりましたよね..
私もやってみたい..って思った人もたくさんいたんじゃないかな。


1998.3.12 もっと放送して..殺到
NHKは11日、長野パラリンピックの閉会式の模様を衛星第1で14日午後6時 20分から、教育テレビで同午後6時半からそれぞれ生中継すると発表しました。これは日本選手陣の大活躍もあって、NHKには「もっと放送して」との要望、問い合わせが10日までに3600件もあり、急きょ予定を変更することになったのだそうです。
まったくもう..はじめっから中継もどんどんやってくれたら良かったのに..(^-^;)

NHKといえば大日方邦子が銅メダルを獲得しました。これで金銀銅を獲得したことになります。初日の滑降はクラス分けに手違いがあったそうですが..そういうことはきっちっとやって欲しいですよね..まメダルはそのまま..ということだそうですが..大日方選手にしても、本来ならば1位だったサラウイル選手にしても後味の悪い結果になってしまいました。

それとアイススレッジホッケー予選リーグで、日本は 2−1で米国を下し、大会初得点と初勝利をあげました。美唄から出場した永瀬選手も活躍してくれたようです。


1998.3.11 アイススレッジまたまたメダルラッシュ
アイススレッジはどうやら日本とノルウェーの一騎打ちのようですが、きょうもまた日本選手活躍してくれました。
LW10クラスで、松江美季が金。
LW11クラスで、土田和歌子が金。
LW10クラス武田豊が金を獲得しました。
なんと松江選手と武田選手は、3個目、土田選手は2個目の金メダルです。すごいですねえ..。

今回大活躍のアイスレッジですが実はこれから先大きな問題があるようです。一番の問題はあのスキーのストックのようなスティックで氷をやたら傷つけてしまうこと..それで練習場の確保が難しい..ということなのだそうです。
氷をなるべく傷つけずに効率良く進むことのできるスティックができれば..競技人口も増えていくと思われます...だれか発明してくれないかなあ..


1998.3.10 シットスキーの女王
今日は日本のメダルはありませんでした。でも今日まで連日メダルが出ていたんだからすごいですよね。今日の日本選手の最高順位は男子10キロフリーID(知的障害)クラスの荻原邦彦選手でした。荻原選手はまだ17歳、これからが楽しみですね。こうやってスポーツで自信を付けてフォレストガンプみたいな人がどんどん出てくれるといいのにな..って思います。
今日の驚きはなんといってもLW10―12クラスで圧倒的な 強さを見せ、優勝したノルウェーのラグンヒ ル・ミュクレブスト選手。なんと年齢54歳のママさん選手です。パラリンピックで通算11個目の金メダルを獲得したそうです。世界は広い..こんなすごい人がいるんです。


1998.3.9 日本勢が表彰台独占
アイススレッジスピードレース女子1500メートルLW11では、土田和歌子が金、奥山京子が銀、桑原明美が銅と金銀銅メダルを日本勢が独占しました。
LW10クラスでも松江美季が世界新記録で金、 金井良枝が銀。
男子でもLW10クラスで渡辺敏貴が金。100と500を制した武 田豊は銀。
LW11クラスでは、中村博之が銀、加藤正が銅を獲得。
アルペン競技では女子スーパー大回転チェアスキークラスでNHK職員の大日方(おびなた)邦子が銀を獲得し実力を発揮しました。
土田選手は前回のリレハンメル大会、日本女性として唯一参加して、100メートルで壁に激突、転倒して失格になってしまいこの4年間この日のためにきびしい練習を積み重ねて来たのだそうです。最高の金メダルだったのでしょうね。
それと松江選手のさわやかな笑顔は最高ですね..オリンピックの岡崎選手に匹敵するのではないでしょうか..

昨日距離スキーで銀メダルを取った安彦選手はまだ16歳の少年です。選手村での表彰式で最後に登場した安彦選手ら知的障害の少年達には最も大きな歓声がわき、メダルを取ったそれぞれの国の選手団からは「よくやった」とエールが飛んだそうです。
「危ない」「けがをしたらどうする」といった理由で、知的障害者は競技スポーツの場に参加する機会を奪われていたのではないでしょうか..でもそれが本当の理由ではなくて、社会に潜む偏見や差別といったものがあったのではないでしょうか。
今回の安彦君のメダルは、安彦君だけではなく私たちの社会にとっても、意味のある大きなプレゼントになったのではないかと思います。
朝日新聞社のホームページにとても興味深いコラムが載っていました。
↓ここです。是非読んでください。
もう箱詰めなんかじゃない

1998.3.8 IDクラスも活躍
クロスカントリーではロシア、北欧勢の実力を見せつけられた結果となりました。これはオリンピックと同じですが..。バイアスロンで金メダルをとった小林深雪さんでさえ12位に終わってしまいました。

でもそんな中で今回新しく設けられたID(知的障害)クラスの選手が活躍してくれました。
距離スキー男子5キロ・クラシックIDクラスで安彦諭が銀
4位に篠原広樹、7位に荻原邦彦が入賞しています。
銀メダルをとった安彦選手に今の気持ちはどうですか?とインタビューすると、無表情で「うれしいです」..と答えていました。詳しい説明はありませんでしたが、彼は自閉症なのではないかと思います。ああやって打ち込めるものがあって世界中の人にその努力と実力を認められて..すばらしいです。スキーをしている姿ニュースではちょっとしか見せてもらえなかったけど、最高に格好良かった。

アルペンスキーの方は、アメリカ、スイス、オーストリア..といったヨーロッパ勢が活躍。日本勢はメダルに手が届きませんでした。..これもオリンピックと同じですね。

1998.3.7 金3銀6銅6
アイスレレッジスピードレースでメダルラッシュ!!この競技は障害の程度によって1種目を細かく分けるので参加人数が少なくメダルが取りやすい..らしい。それにしても、いや だからこそメダルにかける選手の意気込みと周囲の期待が大きかったといえるのではないでしょうか..

武田豊が男子100メートルで14秒83の世界タイで金。500メートルでも金。(LW10)
松江美季が500メートルで金。100メートルで銀。(LW10)
奥原明男が100メートルで銀、500メートルで銅。(LW10)
山口善久が100メートルで銀、500メートルで銅。(LW11)
加藤正が 500メートルで銀。(LW11)
金井良枝が100メートルと500メートルで銅。(LW10)
土田和歌子が100メートルと500メートルで銀。(LW11)
奥山京子が100メートルと500メートルで銅。(LW11)

すごいですね..前回アイスレッジではメダルなしだったそうだから今回のパラリンピックをめざしてきびしい練習にうちこんだ成果があらわれた..ということですね。
オリンピックの選手と同じデザインのユニフォームも格好良かったですねえ、まさに選ばれた真のスポーツマンなんですものねえ。

今までパラリンピックといえば、身体障害者のリハビリ...というイメージが強かったのではないでしょうか..でも今回のパラリンピックで、彼らのやっていることは真のスポーツであることが広く認められたのではないでしょうか..?

男子のアルペン競技が中止になってしまいましたね...なんとか開催期間中に全部の競技ができること祈っています。


1998.3.6 金金銀
なんと2日目にしてメダルダッシュ!
アルペンスキー、女子滑降のチェアスキークラスで大日方(おびなた)邦子が、また、バイアスロン女子7.5キロのB(視覚障害)2、3クラスで小林深雪(24=東京都)が、それぞれ優勝しました。 野沢温泉村で行われたバイアスロン男子7.5キロ、運動機能障害10クラスで、野沢英二が、銀メダルを獲得しました。
う〜んあんな短いニュースだけじゃなくてライブでちゃんと競技が見たいよ〜 どうしてやってくれないんでしょうねえ
昨日宮沢和史が歌ったあの歌は久石譲作曲の「旅立ちの時 Asian Dream Song」という曲であることがわかりました。きょうはNHKの番組で久石譲のピアノ演奏できくことができました。うちに秘めた強さと無限の広がりを持つすばらしい曲。ピアノ練習したら弾けるようになるかな..

1998.3.5 開会式
良かった..とにかく良かった..
オリンピックと同じ紺の公式ユニフォームに身を包んだ日本選手団、笑顔が輝いてた..まさにスポーツマンという感じ、爽やかで格好良かった。

後半のショーがまた良かった..まさに久石譲の世界。神田うの、本気でバレリーナを目指していたというのは本当だったのね、素敵でした。米良美一のカウンターテナー..とくにアベマリアよかった〜..。リーナマリアさんのどこまでも澄んだ声..心が洗われるようでした。日野皓正のトランペット..さすがの迫力です(それにしてもなんであんなにほっぺがふくらむの?(^-^;)。そして最後のTHE BOOMの宮沢和史最高でした。みんなで踊りながら、歌いながら、手拍子しながらの歌を歌わせたら天下一品!私もあの会場で踊りたかった..。
オリンピックに負けない..いやそれ以上に感動した開会式でした。


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