1998.2.21(土)北海道道新聞

そらちホームページ拝見3
人工歯根普及図る 鮮明な口腔画像

 二十年ほど前に登場して以来、入れ歯に取って代わりつつあるインプラント(人工歯根)この人工歯根に関心を持つ道内の歯科医師約40人を中心に結成され、活動しているのがインプラント・ウインター・ミーティング(略称・IWM)だ。
 IWMの代表を務める岩見沢市内の館山佳季さん(38)は、学生時代に口腔(くう)外科を学んだ親子二代の歯科医。
人工歯根は材料のチタンに白色の塗装を施すのが一般的だが、技術の進歩によって人体に対する親和性が増し、急速に普及している段階という。館山さんは「よくかむことがいかに大切か。お年寄りの痴ほうや糖尿病を防止することにもつながっているんです」と強調する。
 美唄市内の仲間の歯科医師の協力を得て情報発信するホームページでは、人工歯根を
使った患者の治療側を実際に示した。百聞はー見にしかず。口腔内所見やX線写真で撮影した鮮明な画像は治療の様子を理解しやすい。館山さんは 「画面を見た患者さんが訪れて来たこともあります」とインターネット効果を説く。
 人工歯根の権威を招いた研究会を随時報告するほか、診察室の訪問や国内外の歯科関連サイトにつながるリンク集のコーナーも豊富だ。

インプラントウインターミーティングのアドレスは
http://www2m.meshnet.or.jp/~iwm/index.htm